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【売却の悩み】「近所にバレずに査定はできる?」狭いコミュニティで僕が実践した“カモフラージュ”と、その結末

こんにちは。文京区在住の歯科技工士、文京ライフです。

都内への住み替えを検討する際、資金計画や物件探しと同じくらい、あるいはそれ以上に僕の頭を悩ませたこと。 それは、「家を売ることを、近所に知られたくない」という心理的なハードルでした。

特に僕が住んでいた流山おおたかの森は、子育て世代が多く、コミュニティの結びつきが非常に強い地域でした。ママ友・パパ友のネットワークは頼もしい反面、一度噂になれば広まるのも早いという側面があります。

「あそこのお宅、売りに出すらしいよ」 「何かあったのかな?」

まだ売却が確定していない段階で、そのような憶測を呼ばれることには、強い抵抗感がありました。 今回は、そんな僕が不動産会社にお願いして実践した「近所バレ対策」と、実際に売却活動を進めてみて分かった現実について、記録を残しておきたいと思います。

訪問査定での「カモフラージュ」

まず、自宅に不動産会社の担当者が来る「訪問査定」。 ここが最初の懸念点でした。スーツを着た営業マンが日中に家を出入りしたり、社名の入った車が家の前に停まっていたりすれば、見る人が見ればすぐに察しがつきます。

そこで、担当の方には正直に「近所に知られずに進めたい」と相談し、以下の2つの対策をお願いしました。

1. 車は自宅ではなく、近隣の駐車場へ
営業車を自宅の駐車場に停めることを避けてもらいました。 少し手間をおかけしましたが、近くのスーパーやコインパーキングに駐車し、そこから徒歩で訪問してもらう形をとりました。これだけで、外から見た時の「業者が出入りしている感」は大きく軽減されます。

2. 服装は「スーツ以外」で
これも快く対応していただいたのですが、訪問時の服装をスーツではなく、あえて少しラフな私服や、作業着風の服装にしてもらいました。 これなら、万が一近所の方に見かけられても、「家の設備の点検や、リフォームの相談かな?」というふうに映ります。

不動産会社の方によると、こうした相談は決して珍しいことではなく、慣れているとのことでした。こちらの事情を汲んで柔軟に対応してくれたことには、今でも感謝しています。

避けられない「外観撮影」と「内見」

査定段階までは、上記のような対策で水面下で動くことが可能です。 しかし、いざ正式に売却活動をスタートさせ、SUUMOやアットホームといったポータルサイトに情報を掲載する段階になると、どうしても避けられない壁があります。

一つは「外観写真の撮影」、そしてもう一つは「内見」です。

購入検討者の方が家族連れで訪れたり、仲介業者の方が案内したりする動きは、さすがに隠し通すことができません。 実際、週末に内見が重なるようになると、近所の方から「お引越しされるんですか?」と声をかけられることがありました。

結論:案ずるより産むが易し

では、実際にバレてしまってトラブルになったかというと、結論としては「何も起きなかった」というのが現実です。

僕が恐れていたようなネガティブな噂が立つこともなく、むしろ「寂しくなりますね」「都内への挑戦、応援しています」といった温かい言葉をかけてもらうことの方が多かったのです。

今振り返ってみれば、「変な噂をされたらどうしよう」という不安のほとんどは、自分自身が勝手に作り出した過剰な心配(自意識過剰)だったように思います。

まずは「相談」から始めてみる

もし今、当時の僕と同じように「近所の目が気になって、査定の一歩が踏み出せない」という方がいらっしゃったら。 まずは不動産会社に「近所に知られたくない」と、そのまま伝えてみてはいかがでしょうか。

掲載を限定したり、チラシの配布を止めたりと、プロならではの配慮をしてくれます。 家を売ることは、決して後ろめたいことではありません。家族の新しいライフプランを実現するための前向きなステップです。

周りの目を気にしすぎて動けなくなるよりも、まずは信頼できる担当者を見つけ、静かに準備を始めることが、納得のいく住み替えへの近道だと思います。

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