こんにちは。文京区在住の歯科技工士、文京ライフです。
今回は、流山おおたかの森から文京区への「引越し当日」のお話です。
郊外の広々とした戸建てから、都内の狭小住宅へ。 引越しが決まった時、一番の懸念点は「物理的な狭さ」でした。 特に文京区の住宅街は道が入り組んでいます。見積もりの段階から、業者さんとはその点を入念に打ち合わせをして当日を迎えました。
今回は、事前に準備していても起きてしまった「想定外の事態」と、それを乗り越えたサカイ引越センターの神対応、そして数万円安くするための交渉術についてシェアします。
一括見積もりの「電話の嵐」をどう乗り切るか
引越しが決まってまずやったのが、一括見積もりサイトへの登録です。
登録ボタンを押した瞬間、携帯が鳴り止まない「電話の嵐」。着信履歴があっという間に埋め尽くされる様子には、何度経験しても正直なところ圧倒されます。
でも、ここが勝負どころです。 僕は今回、一番最初に電話をくれた「サカイ引越センター」を中心交渉することにしました。もちろん、ただ言い値で受けるわけではありません。
他の中小規模の業者からも見積もりを取り、「相場」を把握した上で担当営業さんにこう切り出しました。
「他社の方が安いけど、この金額より下げてくれたら即決します」
結果、担当の営業さんが「会社に確認します…!」と頑張ってくれて、当初の提示額から2〜3万円のダウンに成功。
一括見積もりの対応はエネルギーを使いますが、この「比較材料」を手に入れるためと思えば、時給換算で数万円の仕事です。ここを乗り切るだけで新居の家具代くらいは浮きますので、パパとしては頑張る価値があるポイントです。
事前の入念な打ち合わせと、当日の作業
さて、引越し当日。 流山の旧居での搬出は、筋肉隆々のスタッフさんが到着し、広々とした環境であっという間に作業完了。
問題は新居のある文京区への搬入です。 僕が選んだエリアは、車がすれ違うのもやっとの路地。当然、大きな引越しトラックを横付けすることはできません。
これについては見積もり時に営業さんとしっかり話し合い、「トラックは100mほど離れた大通りに駐車し、そこから台車でピストン輸送する」という計画を立てていました。 手間賃などでコストは上がりますが、そこは必要経費。当日はスタッフさんが長い距離を何度も往復してくれて、ここまでは予定通りに進んでいました。
ここで想定外!「階段から入らない」
トラックの駐車場所も確保し、台車での運搬も順調。「よし、これならスムーズに終わる」と思った矢先、新居の中でスタッフさんの動きが止まりました。
「階段が狭くて、家具が2階のリビングに上がりません」
これは完全に想定外でした。 道の狭さはケアしていましたが、家の中の階段の曲がり角までは計算しきれていませんでした。
「まさか、家具を捨てるしかないのか…?」 一瞬そんな不安が頭をよぎりましたが、現場のリーダー格のスタッフさんが即座に判断を下しました。
「2階のリビングの大窓を外して、そこから入れましょう」
急遽、2階の大きな窓枠ごと取り外し、下からロープで荷物を吊り上げる「吊り上げ搬入」に切り替えることに。 応援のスタッフも合流して5名体制となり、声を掛け合いながら、傷ひとつつけずに巨大な家具を窓から吸い込ませていく連携プレー。
その判断の速さと、窓を外してまで搬入を完遂させるプロ意識には感服しました。 若いスタッフさんたちの雰囲気も良く、こちらの不安をよそに終始笑顔で対応してくれたのが印象的でした。
まとめ:厳しい条件こそ大手が安心かも
結果として、文京区のような「道が狭い」「家が入り組んでいる」という悪条件の引越しこそ、臨機応変に対応できる経験豊富な業者の力が光ると感じました。
もし、これから都内への住み替えを検討している方がいたら、事前の道路確認はもちろんですが、「万が一の時の対応力」がある業者を選ぶことを強くおすすめします。 プロはお金の分、しっかり仕事をしてくれます。
僕たちが「快適な郊外」を手放してまで、なぜわざわざこの「狭い都内」へ来たのか。その理由はこちらの記事でも詳しく書いています。
引越しは大変ですが、それを乗り越えた先にある「職住近接ライフ」は快適ですよ。
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