【文京区の交通網】「最寄り駅」という概念が消えた日。地下鉄6路線とバスを使いこなす、都心の「無敵」な移動術

こんにちは。文京区在住の歯科技工士、文京ライフです。

都内への住み替えを検討する際、皆さんは「駅からの距離」や「路線の利便性」をどれくらい重視しますか?

以前、私が流山おおたかの森に住んでいた頃は、交通手段といえば「つくばエクスプレス(TX)」一択でした。 TXは素晴らしい路線ですが、「もしこれが止まったら、陸の孤島になる」という恐怖と常に隣り合わせでした。一本の命綱に、生活の全てを預けているような感覚です。

しかし、文京区に引っ越してきて数年。私の生活から「電車の時間を調べて、遅れないように家を出る」という概念が薄れつつあります。

なぜなら、ここには「選択肢」がありすぎるからです。

今回は、実際に住んでみて初めてわかった、文京区の恐るべき「交通アクセスの多重構造」と、それによって手に入れた「移動の自由」についてお話しします。

目次

文京区は「地下鉄の交差点」である

まず、地図を見ていただければ一目瞭然なのですが、文京区の地下には、まるで毛細血管のように地下鉄が張り巡らされています。

区内を走っている主な路線だけでこれだけあります。

  • 東京メトロ 丸ノ内線(東京、銀座、池袋、新宿へ一本)

  • 東京メトロ 南北線(飯田橋、麻布十番、目黒へ一本)

  • 東京メトロ 千代田線(大手町、表参道へ一本)

  • 東京メトロ 有楽町線(有楽町、豊洲へ一本)

  • 都営三田線(大手町、日比谷へ一本)

  • 都営大江戸線(新宿、六本木、両国へ一本)

これらが区内で複雑に交差しています。 結果として何が起きるかというと、「最寄り駅」という概念があまり意味を持たなくなるのです。

例えば、私の自宅からだと、A駅までは徒歩8分、B駅までは徒歩10分、C駅までは徒歩12分……といった具合に、徒歩圏内に3つも4つも異なる路線の駅が存在するのが当たり前の環境になります。

「今日は新宿に行くから、大江戸線に乗ろう」 「今日は大手町で打ち合わせだから、丸ノ内線で行こう」 「丸ノ内線が遅延してる? じゃあ南北線で迂回しよう」

その日の目的地や運行状況に合わせて、最適なルートをその場で選べる。 この「常にバックアッププランがある安心感」は、一本足打法だった郊外生活では味わえなかった感覚です。

「電車が止まった」が言い訳にならない街

この「多路線利用」の最大のメリットは、トラブルに異常に強いということです。

郊外に住んでいた頃は、人身事故や台風で電車が止まると、駅が入場規制になり、復旧を待つ長い行列に並ぶしかありませんでした。まさに「詰んだ」状態です。

しかし文京区では、ある路線が止まっても、徒歩数分の別の路線の駅に行けば、何事もなかったかのように移動できます。 なんなら、主要なオフィス街(大手町や飯田橋など)までなら、タクシーを使っても1,000円〜2,000円程度。 いざとなれば、シェアサイクルや徒歩で帰宅することだって可能です。

「どんな状況でも、自力で家に帰れるし、職場に行ける」 40代になり、仕事の責任も重くなってきた今、この「移動のリスクヘッジ」が完璧にできていることは、精神衛生上ものすごく大きいです。

※通勤のプレッシャーから解放された話は、以下の記事でも触れています。

意外な伏兵、「都バス」と「B-ぐる」の破壊力

地下鉄ばかりに目が行きがちですが、住んでみて驚いたのがバス網の充実ぶりです。

文京区内は、大通りを中心に「都バス」が頻繁に走っています。 特に便利なのが、池袋方面や上野方面へ向かう路線。地下鉄だと階段の上り下りがあり、地下深く潜る必要がありますが、バスなら地上からサッと乗って、景色の良い車窓を眺めながら移動できます。

そして忘れてはならないのが、文京区のコミュニティバス「B-ぐる(ビーグル)」です。 1回100円(ICカード利用可)で乗れるこのバスは、小回りが利いて非常に便利。

  • 文京シビックセンター(区役所)

  • 東京ドームシティ(ラクーア)

  • 大学病院(順天堂、医科歯科大など)

  • 地域の図書館や公園

これらをぐるぐると巡回しているので、休日に子供と「ちょっとラクーアまで行こうか」という時に、アトラクション感覚で利用しています。 坂道の多い文京区において、この「100円の足」は、住民にとってなくてはならないインフラです。

山手線の内側は、すべて「自転車圏内」になる

最後に、私の移動概念を最も変えたツールを紹介します。 「電動自転車」と「シェアサイクル(ドコモ・LUUP)」です。

文京区は山手線の内側の北寄りに位置しています。 ここを拠点に自転車を走らせると、驚くべきことに、東京の主要なスポットのほとんどが「30分圏内」に入ってくるのです。

  • 秋葉原:電気街での買い物まで自転車で約15分

  • 池袋:サンシャインシティまで自転車で約15分

  • 上野:美術館や動物園まで自転車で約15分

  • 神楽坂:ランチまで自転車で約10分

  • 皇居・大手町:自転車で約20分


これ、電車ではありません。「自転車」での所要時間です。

天気の良い週末、電動自転車に乗って「今日は神楽坂でランチして、帰りに飯田橋のサクラテラスでお茶しようか」なんてことが、ごく日常的にできてしまいます。

電車に乗るまでもない距離感。 「東京のど真ん中を、自分の庭のように自転車で駆け抜ける」 この爽快感と全能感は、文京区に住んだ人だけが味わえる特権かもしれません。

※ただし、坂道は多いので電動は必須です!詳しくは以下の記事をお読みください

まとめ:時間を買うための「投資」としての住み替え

「文京区は家賃が高い」 確かにその通りです。しかし、そのコストの中には、この「圧倒的な移動の自由」が含まれています。

移動時間を短縮し、トラブル時のストレスを排除し、家族との時間や自分の時間を最大化する。 そう考えると、この立地にお金を払うことは、単なる贅沢ではなく、「人生の時間(タイムパフォーマンス)を買う投資」だと言えるのではないでしょうか。

郊外の一本足打法に疲れを感じているパパさん。 蜘蛛の巣のように張り巡らされた交通網の中心で、「どこへでも行ける自由」を手に入れてみませんか? 一度この便利さを知ってしまうと、もう元の生活には戻れないかもしれませんよ。

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